【フリーランス排除の論理】「福島県庁にて」

2014年6月23日。石原伸晃環境大臣(当時)が中間貯蔵施設建設をめぐる「金目発言」を佐藤雄平福島県知事に謝罪するため福島県庁を訪れた。

中間貯蔵施設とは、東京電力福島第一原子力発電所事故後、除染で出た放射能に汚染された土壌や廃棄物などを保管する施設である。国の計画では福島県双葉郡大熊町と双葉町にまたがる広大な土地に、最大で東京ドーム23個分の容積の廃棄物が運び込まれる予定になっている。

その重要な案件を取材するために東京から向かったフリーランス記者らに待っていたのは、あまりにも理不尽な福島県庁の「排除の論理」だった。

福島県庁がフリーランス記者を排除する現場を10分間の動画にまとめてみました。ぜひ御覧下さい。





【追記】2014年11月12日(水)。新たに福島県知事に就任した内堀雅雄知事は就任記者会見の冒頭で「記者クラブの皆さん」への謝辞を述べていた。この記者会見は県のホームページ上でインターネット生中継されたが、今もフリーランス記者の出席は認められていない。

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